ひとりの人間の中にはいろんな自分が住んでいるー『オバケはあの子の中にいる!』

4年1組橋本真先。
転校生、鬼灯京十郎。
京十郎には、オバケが見えるというひみつがあるのを
真先は知っている。

真先の幼稚園のときの友だちミナコちゃんと
久しぶりに会ったら、
同じ顔をした子が横にいて、
まったく同じことをまったく同じ声で同時にしゃべっていた。
おかしいなと思っていると1人が
公園のトンネルの中に入ったまま消えてしまった。

オバケが見える転校生、鬼灯京十郎に
その謎をといてもらおうと、
真先は2人のミナコちゃんに会った公園へ向かう。

子どもだって大人だって
オバケから逃がれることはできないのだ。

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