質問することは人間が持つ最重要ツール 『たった一つを変えるだけ』

この本、自分が学生の頃に読みたかった。

私はこういうことをまるで知らずに学校を出てしまった。
思えば自分はどんな仕事がしたいのか、とかも考えず、
就職のときには、どの会社に行くかぐらいしか考えなかった。
愚かでした。
しかし、昔はそんなもんでした。
キャリアカウンセリングとか、受けたかったな~~(泣)

という後悔と愚痴はまあ置いといて。

質問する力がだいじだとはこの頃叫ばれている。
いろいろ本も出ている。
この本は、その種の本の中でも
質問力の大切さと
どうやってその力をつけるか、つけさせるか、をかなり上手に伝えていると思う。

自分で作った質問だからこそ、
生徒たちは、前向きに、しかもいろんな方法を考えて答えを出そうとする。
質問されたら、もうそれは
先生から与えられた課題であって、
いやいやながらおざなりな答えで済まそうとする姿勢になる。
しかも、正解か不正解かで評価されるだろうという予測もついてくる。

いろんなことに「?」を持って
それを解決しようとする姿勢が
より良く生きることにつながるのです。

「クラスも教師も自立する」とはありますが、
教育関係者だけじゃなくて普通の大人も
この意識を持つか持たないかで人生が変わるんじゃないかと思える。
大人もまだ間に合う!
より良く生きる第1日を踏み出したいもんです。

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